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サン・セバスチャン国際映画祭「TOKYO GOHAN AWARD」最優秀作品『FINDING GASTON』に決定

2014年09月29日 NEWS

CU GASTON ACURIO COOKING

今年からオフィシャルパートナーシップを締結しました、第62回サン・セバスチャン国際映画祭が9/19~27に開催され、両映画祭の協力により新たに設置された、美食部門と言われるキュリナリー・シネマ部門の「TOKYO GOHAN AWARD」最優秀作品に、ペルー料理最高峰の世界的シェフ、ガストン・アクリオのドキュメンタリー映画『FINDING GASTON (ファインディング ガストン)』が選ばれました。

この“TOKYO GOHAN AWARD”は、審査員に東京ごはん映画祭も加わり、「人と食のつながりを描き、ごはんのシーンが印象的な作品」を選考致します。
『FINDING GASTON (ファインディング ガストン)』を通じて、伝説のレストラン「エル・ブリ」のフェラン・アドリア氏も心酔していると言われる、ガストン・アクリオの食への情熱と、食を中心とした生き方にたくさんの新たな発見があること、そして、今世界中で注目され始めている「ペルー料理」の可能性と面白さに出会って頂けたらと思います。
作品紹介はコチラ

FINDING GASTON

監督:パトリシア・ペレス
出演:ガストン・アクリオ
公式サイトhttp://www.gastondoc.com/
ストーリー
世界中で多くの偉大なシェフがおり、その中でも、最も英雄的な存在となったシェフ、ガストン・アクリオ。彼の存在が、今、祖国ペルーを大きく変えようとしている。そのキッチンの外側と、その人々の背景にある物語、そして彼の湧き上がるインスピレーションと夢は、この作品を通して、観る人に新たな発見をもたらすであろう。
ここでは、それにあたいするとても情熱を持った人々と実際に出逢うことができる。
「FINIDING GASTON」は、ペルーの食、人々、そして彼らの夢の裏側とガストンの魅力的な世界へ、ガストンと共にお連れします。素敵な旅への準備は整いましたか?では、ご一緒に美食の旅へ出かけましょう。

ガストン・アクリオ
世界屈指のペルー料理の名シェフ。世界の優れた美食貢献者に贈られるグローバル・ガストロノミー・アワード2013を受賞。同賞は、2007年世界一予約の取れないレストランとして知られた「エル・ブリ」のシェフ、フェラン・アドリア氏も受賞している。
ガストン氏は、ペルーの多様性に富んだ気候や地理条件のもと発達した食材を使い料理の味を極めると共に、アンデスやアマゾンの新しい食材を世界に広めた功績が高く評価されている。また、ペルーの若者たちをシェフとして育て、貧困層の若者たちが学べる料理学校も支援している。
彼自身は、パリ料理学校を卒業後、ペルーへ戻り、伝統的なペルー料理に世界の美食のエッセンスを組み合わせた、フュージョン・ペルー料理を革新的に創作する一方、ローカルフードや誰もが気軽に楽しむペルーのソウル・フードなどへの関心も高く、多方面で食に貢献している。現在、南米やアメリカ、ヨーロッパなど30カ所にレストランが開かれている。

CEBICHEサブ1QUINOA PRODUCERS PUNO

また、この作品は、10/11(土)12:00~の“ごはんつき上映会”にて、アジア最速プレミア上映致します。
上映前には、サン・セバスチャン国際映画祭ディレクターが来日し、お料理を提供いただく人気スパニッシュ「スリオラ」のオーナーシェフ・本多誠一氏とともにプレミアムトークショーを行います。
ごはんつき上映会の詳細はコチラ

「スリオラ」のガストロノミーとともに、ガストン・アクリオの食の世界を是非お楽しみください。