わたしたちが主催する「東京ごはん映画祭」は、“食でつながる人と人を描いた映画”“ごはんが印象的な映画”を一堂に集め、“映画”と“ごはん”を愛する多くのみなさんの心と胃袋を満たし、いつもよりちょっといいごはんの時間を過ごしていただきたく、毎年秋に開催している、食と映画を堪能するイベントです。
「ごはん」。
毎日いただく食材・お料理に敬意と親しみを込めて、昔から日本で毎日使われているこの言葉がとても好きです。
日本には美しい四季があり、その季節ごと彩り鮮やかで栄養のある食材を食卓に届けてくれる豊かな自然と、それらに携わる方々がいます。それらのすべてに「いただきます」の言葉を添えて感謝したいです。
そして、“和食”がユネスコ無形文化遺産に登録されるなど、世界から改めて注目を集める“伝統的な日本の食”と、世界でも有数の美食の街・東京の新たなフードカルチャーを融合させた価値観を、映画という普遍的な存在を軸に、みなさまと集い、共有し、少し立ち止まってゆっくり感じられる場にできればと願っております。
上映作品は、ごはんのシーンが印象的な、今年話題の新作、なつかしの名作から日本未公開作品まで、厳選に厳選を重ねた名作を、幅広くピックアップしております。
東京の“旬”な食のカルチャーとともに、「東京ごはん映画祭」をどうぞ心ゆくまでお楽しみください。
みなさまのちょっといいごはんのために、この15日間を贈ります。
2014年から、世界有数の美食の街、スペイン・バスク地方で開催される国際映画祭、「サン・セバスチャン映画祭」と「東京ごはん映画祭」がオフィシャルパートナーとして締結いたします。
両映画祭の協力により、サン・セバスチャン国際映画祭「キュリナリー・シネマ部門」の「最優秀作品賞(TOKYO GOHAN AWARD)」に賞金1万ユーロが授与されます。また本賞の審査員には、東京ごはん映画祭のディレクターらが参加します。そして、翌月の東京ごはん映画祭にて、受賞作品をアジア最速プレミア上映いたします。
このオフィシャルパートナーシップにより、世界のすばらしい食文化や食の伝統の交流の場となり、未来へと繋がっていくことを願っています。
「サンセバスチャン国際映画祭と東京ごはん映画祭の提携につき、たいへん光栄に思います。
この提携によるふたつの国際映画祭の友好が、世界の食文化、食の伝統をつないでいくことを期待するとともに、
食文化の交流が未来へと発展していくことを確信しています」
ホセ=ルイス・レボルディノス
開催時期:2014/9/19~9/27
開催場所:スペイン・バスク地方 サン・セバスチャン
キュリナリー・シネマ部門:
世界中から“食”にまつわる映画をセレクトし、第59回に新設された。“食”部門も設けているのは、数ある国際映画祭の中でもサン・セバスチャン国際映画祭(スペイン)とベルリン国際映画祭(ドイツ)のみ。“世界一の美食の街”と言われるサン・セバスチャンならではの部門で、毎年招待作品のコンセプトに合わせたディナーが世界中からの招待客に振る舞われるディナーパーティが行われている。過去に「二郎は鮨の夢を見る」「エル・ブリの秘密 世界一予約が取れないレストラン」など、後の話題作がセレクトされており、映画ファンはもちろん、世界の美食家たちからも最も注目を集める国際映画祭。
東京ごはん映画祭の趣旨・目的にご賛同いただける企業・団体様からの協賛を受け付けております。
協賛いただきました企業・団体様には、映画祭会場でのCM上映、サイトバナー、ブース出展などが可能です。その他にも柔軟に対応させて頂きますのでお気軽にお問合せくださいませ。
また、上記以外で、開催中会場でゲスト・来場者へ配布可能な商品サンプル品のご提供などのご協力についても随時募集しております。